自律神経免疫療法

自律神経のバランスの乱れが病気の原因

自律神経には、交感神経と副交感神経とがあります。その交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、我々は日々健康な生活を送っています。
しかしこの自律神経のバランスが崩れて一方に偏った状態が続くと、自律神経失調状態になり、不眠やイライラ、頭痛、更にはがんリュウマチ、アトピー性皮膚炎といった様々な病気が引き起こされてきます。

福田Dr‐安保Dr理論」:自律神経のバランスがくずれることによって免疫が低下して病気になり、自律神経のバランスを整えることで免疫を高めて病気を治すことができるという理論



自律神経と免疫


免疫とは体を病気から守るしくみで、主に血液中の白血球がその主役になっています。白血球は大きく分けて、顆粒球、リンパ球、マクロファージがあり、ここで大切なのが、顆粒球とリンパ球の割合と実数です。通常は、顆粒球が54〜60%で血液1マイクロリットル当たり3600〜4000個、リンパ球が35〜41%2200〜2800個。マクロファージが約5%になっています。自律神経と免疫は連動しています。日中の活動的になっているときは(交感神経優位)手足に傷を負いやすくなり、傷口から細菌が侵入する機会が増します。そこで、大型の細菌を処理してくれる顆粒球を準備します。一方、夜間の休息時や食事を摂っているとき(副交感神経優位)口や消化管から異種たんぱくやウイルスが侵入してくる危険性が高くなります。こうした小さな異物は顆粒球では対処できないので、リンパ球を準備します。
顆粒球とリンパ球の割合が正常であっても実数が必要絶対数に届いていない場合は健康とはいえません。採血を行って顆粒球とリンパ球の割合と実数が理想値に達しているか見ながら治療効果を判定していきます。症状がよくなってくるにしたがって、顆粒球とリンパ球の割合と数が正常範囲に近づいていきます。



顆粒球と活性酸素

現代人は、働きすぎ、心の悩み、痛み止めの長期使用などのストレスによって交感神経が優位になり、顆粒球が増えた状況が続きます。
顆粒球が増えたときの弊害は、顆粒球が死ぬときに大量の活性酸素を放出します。体内の活性酸素の7〜8割は顆粒球が放出したものです。活性酸素は増えすぎるとその強力な酸化力で臓器や血管などに障害を引き起こします。
ガン、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、十二指腸潰瘍、白内障、糖尿病、橋本病、甲状腺機能障害、急性肺炎、急性虫垂炎、肝炎、膵炎、化膿性扁桃腺、口内炎、おでき、ニキビ、動脈硬化、肩こり、手足のしびれ、腰痛、ひざ痛、各部の神経痛、顔面マヒ、関節リウマチ、五十肩、痔、静脈瘤、歯周病、脱毛、めまい、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、不整脈、動機・息切れ、偏頭痛、しもやけ、冷え症、アトピー性皮膚炎、便秘、胆石、結石、脂肪肝、尿毒症、うおのめ、ガングリオン、妊娠中毒症、口渇感、食中毒、味覚異常、視力低下、難聴、イライラ、不眠食欲減退などといった症状や病気の引き金となるのです。
また、交感神経緊張状態だとリンパ球が減っており、ガンに抵抗することができません。
逆に副交感緊張状態で起こる病気はさほど多くありません。血流が増加し動脈から送られてくる血流量が通常の範囲を超えると、静脈は血液を戻しきれなくなります。その結果静脈で血液が停滞するうっ血が起こるのです。うっ血が生じると、細胞の新陳代謝で生じた老廃物を排泄できなくなります。こうして体に有害なものがとどまることで、小児ぜんそくやアナフィラキーショックが発症します。虫垂がパンパンに腫れ上がる蜂窩織炎性の虫垂炎も、虫垂内の静脈がうっ血を起こすために発症するものと思われます。



注射針1本で多くの病気がよくなる
 <自律神経免疫療法(刺絡療法)>

病気を予防したり治したりするには,自律神経のバランスを整えばよい。皮膚を刺激して嫌なもの反射を起こさせ、瞬時に交感神経優位から副交感神経優位の状態に変える。
嫌なもの反射とは、 針を刺して痛みが生じると、「チクっとしたぞ。嫌だな」副交感神経は痛みを排出するために活性化します。
副交感神経優位になると、血管は拡張して血流が回復し、血液が通うようになれば、体内にたまっていた老廃物や毒物が排泄されていきます。体の各組織に栄養や酸素が行き渡るようになり、痛みやコリといった症状も消えます。体の働きに必要なホルモンや酵素なども、すべて正常に分泌されるようになります。もちろんリンパ球も増え、免疫力も回復します。



自律神経免疫療法とは

《全身の経穴(ツボ)に痛み刺激を与え自律神経のバランスを整え、血流を良くし、出すべきものは出し、リンパ球が増える》という治療法です



参考ページ:日本自律神経免疫治療研究会 http://www.immunity.jp/
刺絡療法について、更に詳しく知りたい場合は、『難病を治す驚異の刺絡療法』(福田稔著)